前回のブログでは、「動きの滑らかさ」と「動きのエネルギー効率」という観点を紹介しました。今日は、「動きの滑らかさ」に焦点を当てて記事を書こうと思います。

「滑らか」、日常でも使われる言葉です。広辞苑第七版では「つかえず、よどみなく進むさま」と記載されています。動きの状態を表す言葉のひとつです。個人差はありますが、多くの場合、人の身体には滑らかに動く部位と、そうではない部位が混在しています。では、両者にはどの様な違いがあるのでしょうか?
物理において「慣性の法則」という法則があります。大まかに言えば、外部から力が作用しなければ、静止している物体は静止を続け、運動している物体はその運動を続ける、という法則です。

この法則に基づくと、身体のある部位を動かした際に、そこに物理的な力による余分な抵抗が加わらなければ、その部位は滑らかに動かす事ができると考えられます。滑らかに動く部位と、そうではない部位には、余分な抵抗の有無に違いがあります。

このブログにおいて「滑らかな動きとは、余分な抵抗のない動きの事である」と定義します。動きの中で余分な抵抗があると、滑らかに動くことは困難です。動きの滑らかさを向上させるには、身体の内部で生じる余分な抵抗を取り除く事が大切です。次回のブログでは、「余分な抵抗」について少し掘り下げて書く予定です。
ところで、慣性の法則を発見したのは、イギリス出身のアイザック・ニュートン。りんごが木から落ちるのを見て万有引力を発見したというエピソードで有名です。ニュートンの功績により、動きと力の関係は大きく整理されました。ニュートン、ありがとう。それでは、また次回。

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