適切な身体の使い方-03-【持つ動作】

本日のブログでは、「持つ動作」について書こうと思います。「握る」と「持つ」は密接に関連した動作です。このブログにおいて「握る」は手そのものの動作に、「持つ」は身体全体の動作に焦点を当てています。

身体のどの辺りで物を持つべきでしょうか?これまでのブログで何度か紹介した神奈川の先生は、以下の様な言葉を述べていました。「高価なツボを持つ時の手の位置で、患者さんの身体を動かしなさい。」この言葉はとても参考になります。

物を持つ動作は、できる限り身体の正面で行う事を、私はおすすめします。また、できる限り対象に近づいて行う事をおすすめします。手の位置が身体の正面から外れると、身体のどこかに余分な負担が生じやすくなります。手の位置が身体から遠くなっても同様です。

物の持ち方

日常生活では、適切な位置で物を持つ事が困難な状況が多くあります。例えば、運転時に車のシートベルトをつける際、それを身体の正面で持つ事は困難です。右肩に痛みを感じる人もいるでしょう。この場合、左肩でシートベルトをつけるとか、いったん運転席の位置を後ろに下げてシートベルトをつけるといった工夫が必要です。

適切な身体の使い方をするためには、ひと手間かかる事が多いです。しかし、このひと手間を惜しまない事で、身体を痛めるリスクを減らす事が可能になります。

次回のブログでは、「ドアを開ける動作」について書こうと思います。これまでの記事を読む事で、ドアを開ける際には指腹でドアノブを握り、身体の正面で行う事が望ましいと想像できると思います。しかし、外力をうまく使った動作をするためにはもう少し工夫が必要です。次回のブログでは、その辺りについて述べたいと思います。それでは、また次回。

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