前回のブログで、身体の動きを良くするために大切な3つの事を紹介しました。それは以下の通りです。
- 適切な身体の使い方
- エクササイズ
- 専門家によるアプローチ
上記3つの中でも、私が最も大切にしているのは「適切な身体の使い方」です。「所作」や「ふるまい」とも言えるでしょう。なぜ私は、身体の使い方を最も大切にしているのか?それは、身体の使い方に問題があると、エクササイズや専門家によるアプローチをいくら頑張っても、動きの改善がなかなか得られにくいからです。
身体の使い方が良いと色々と良い事があります。まず、身体を痛めにくいです。そして、動きの改善が得られやすいです。さらには、見た目の印象も良くなります。所作がきれいな人っていますよね。男女を問わず、その様な人には自然と目が向くものです。
身体の使い方には、いくつかのコツがあります。それを紹介します。まず、リラックスしましょう。そして、身体全体を使い、丁寧に動きましょう。以前のブログで紹介した、触診のコツと似ています。
身体の使い方のコツ
- リラックスする
- 身体全体を使う
- 丁寧に動く
上記のコツを意識する事で、外力(地球の重力)をうまく使った姿勢や動作が可能になります。つまり、エネルギー効率の良い動きが可能になります。長くそれを続ければ、動きの滑らかさを向上させる事も可能になるでしょう。
コツは他にもあります。外力をうまく使った姿勢や動作では、腹部深層の適度な筋活動が生じます。腹部深層は、「コア(Core)」や「丹田(たんでん)」などと呼ばれ、身体の重要な部位の1つです。腹部深層を意識して、様々な姿勢や動作を実施する事も良いでしょう。
大きな力が必要とされる際、例えば重たいものを持ち上げる時や高くジャンプする時などは、いかに床反力を使えるかが重要です。床反力は地面を押す事で得られる反作用の力です。大きな力が必要とされる際は地面をしっかり踏む事を意識すると良いでしょう。
本日紹介したコツは、私自身も日常の様々な場面で実践しています。歩く時、ドアを開ける時、患者さんからメガネや携帯を預かる時、そして理学療法を実践する時などです。
余談ですが、私自身は日常生活でいわゆる腹筋の筋トレの様なものをしていません。しかし、上記のコツを実践する事により、腹部深層の機能が自然と高まっていくのを感じます。
本日のブログでは、身体の使い方に関する私なりの考えをご紹介させて頂きました。本日紹介した身体の使い方のコツは、様々な姿勢や動作において有効であると思います。ぜひ、参考にして下さい。
今後の予定として、「良い動きとは何か?」シリーズを書き終えた後に、「身体の使い方」というカテゴリーを設け、エネルギー効率の良い姿勢や動作の方法を紹介する予定です。
次回のブログテーマは「エクササイズ」です。動きを良くするためのエクササイズのコツを紹介したいと思います。それでは、また次回。